日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
371:「ドラム」
これは「楽器」の1つであり、「ドラム缶」というものとしても使われる言葉ですね。
これは、英語では「通じない」ということもありませんが、そのままの発音だと英語圏ネイティブ達には「変な発音」と笑われてしまうかもしれません。
<アメブロからの続きはここから>
「ドラム」は、英語では「drum」というスペルで書かれます。
「drum」の発音記号は[drʌ́m]です。
この発音の難しいところは「dr」の連続音です。
最初の「d」のところを「ド」と発音してはいけません。「ドゥ」という音を「無声音」で発音、つまり声帯を震わせず、舌先から発せられる空気の音だけで発音するのです。
そして、「d」の次に「r」がすぐに続き、母音が「ア」となっている場合には、「ヂュラ」のような感じの音になります。しかし「ヂュラ」ではなく、あくまでも「d」が無声音の空気の音であり、その後ろに[rʌ]の音が続いている、ということを意識しなくてはなりません。
このことから、最初の「dra」のスペルの部分は、まるで「1つの音」のようになります。
そして、「dra」の音が終わったら、最後は「上下の唇」を一度ぴったり閉じてから、すぐに開き、その開く瞬間に喉から軽く「ムッ」と音をならせば良いのです。
是非覚えておいてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
(これまでの記事一覧はこちら。)
本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。
キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。