日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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378:「ツール」
「ツール」というのは、元々「道具」という意味の英語だったものが日本語化した言葉で、そこから転じて「手段」といった意味でも使われる言葉です。
元々の英語のスペルをご存じの方ならばもうお分かりでしょうけれど、これはカタカナのまま「ツール」と言っても英語ではおそらく通じません。
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「ツール」は、英語では「tool」というスペルで書かれます。
「tool」の発音記号は[tú:l]です。
これを敢えてカタカナで表記するなら、「トゥーウ」のような感じになります。
まず最初の音は「ツ」ではなく「トゥ」です。
さらに、日本語のカタカナ発音では「ツール」は、「最初から最後までずっと同じ高い音」で発音されることが多いようですが、英語では、最初の「トゥ」を高く発音したら、そこからそのまま「ウ」の音を「伸ばしながら音程を下げていく」という感じで発音されます。
そして、最後に、日本語では「ル」と発音しがちですが、単語の最後が「L」の音で終わっている単語の場合は、舌先を「ル」の位置につけたまま、そこから舌先を離さないようにして喉から「ウゥ」という感じで音を発します。
つまり、最後は「ル」というよりは「ウ」のような音となるのです。(ただし、舌先をつけっぱなしにしなくてはならないので、日本語のア行の「ウ」とは異なります。)
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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