日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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388:「ポーズ」
日本語で「ポーズ」と言えば、「ポーズをとる」のように表現する際に使われる言葉ですね。
写真に撮られる時などに、どう写るかを想定して「姿勢」や「身体の角度」などを決めておくことを一般に「ポーズをとる」と言いますね。
この「ポーズ」という言い方、実は、そのままカタカナの発音では、英語で通じない可能性もあるのです。
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「ポーズをとる」という場合の「ポーズ」というのは、英語では「pose」というスペルで書かれます。
「pose」の発音記号は[póuz]です。
これを敢えてカタカナで表記するなら「ポウz」のようになります。(最後の「z」は「ズ」を無声音にした音です。)
一見、そのまま英語でも通じるのではないか、と思われるかもしれませんが、実は、「pose」とは別の言葉で、これとよく似た言葉があります。
それは「pause」という言葉で、これの発音記号は[pɔ́ːz]です。
[pɔ́ːz]は、「ポウz」ではなく、「ポーz」となり、つまち「ポ」の音を伸ばすようにして発音されます。
一方、「pose」の方は[ou]という二重母音が含まれるので「ポー」と伸ばすのではなく、「ポ」の次に「ウ」の音を発音しなくてはなりません。
日本語のカタカナ発音の「ポーズ」は、むしろ「pause」という言葉の発音に近いため、「pose」ではなく「pause」である、と英語圏ネイティブたちに認識されてしまう可能性があるのです。
「pause」という言葉は、「一時的に止める」という意味の言葉で、「動画再生の機械」などの表示でも見かけられる言葉です。
「pause(ポーz)」と「pose(ポウz)」は、似ているようで異なる単語ですので、英語として発音する際は、どちらの意味で伝えたいのか、しっかりと区別するようにしましょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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