全国の英語学習者の皆さん、こんにちは。

英語学習コンサルタントの久末です。

少し間が空きましたが、「映画」を楽しみながら英語を学ぶ方法についてご紹介するコーナー。

前回は「普通に映画を楽しみましょう」ということを書きました。
(前回記事はこちら。)

今日は続きをご紹介しますね。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

映画を使って英語を学ぼうとする場合、まず「最初の1回目」は普通に映画を楽しみましょう。

「音声」と「字幕」は次のように設定します。

★音声 → 「英語」
★字幕 → 「日本語」

つまり、本当に「普通」に映画を見るようにするのです。

「字幕」はあってもなくても良いですが、「意味が分からない」という場合にはきちんと「日本語字幕」を見ながら映画のストーリーを理解しましょう。

そして、1回映画を見たら、その次の「2回目」からがいよいよ英語学習の始まりです。

 

とは言っても、「2回目」も「1回目」とあまり変わりません。

同じように「音声=英語」で「字幕=日本語」という設定で、同じ映画を見るのです。

ただし、今度は「1回目」と違って、「英語の音声」に意識を思い切り向けてみましょう。

一度は見たのですから、「だいたい、この辺でこんなセリフを言うだろう」ということがおおよそ推測できると思います。

そして、その「推測」を頼りにしながら、映画の役者さんたちがセリフを言う前に(あるいはセリフを言うのとほぼ同時に)自分の頭の中で「こんな英文かな?」ということを想像してみるのです。

実際に聞こえてくる英語は、自分の想像と同じではないかもしれません。

しかし、それでも良いのです。

先に自分なりの「想像」をした上で、「実際に聞こえてくる英語」と照らし合わせていきます。

最初は全然当たらないかもしれませんが、簡単な英文ならばピッタリ当てることができるようになります。

実は、これは私が普段から映画を見るときに実践していることです。

「セリフ」を先に想像しておいて、すぐに聞こえてくる英語で答え合わせをする。

こうして、自分が役者になったような気分になって、「自分でセリフを言う」という感覚を味わいます。

当たらなくても全然気にしません(笑)

少しでも当たれば「やったね!」と思います。

そんな感じで、気軽に映画を楽しみながら、少しずつ「ネイティブの表現」の感覚というものを磨いてみてはいかがでしょうか?

さて、次回は、もう一歩踏み込んだ学習法についてご紹介します。
どうぞお楽しみに!

 

<続く>