「英語」というものは、多くの日本人にとって「中学&高校」あるいは「大学」に入ってからもずっと学んできた「お勉強のための科目の1つ」だろうと思います。

「お勉強のための科目の1つ」であるからこそ、たくさんの人が「様々な勉強方法」というものを考え、それを学習者が参考にしながら「勉強」に励んできました。

しかし、これらの多くは「テストで点を取るための勉強方法」であり、「世界に通じる英語力を身につけるための方法」とは大きく異なります。

学生であるならば「テストで点を取るための勉強方法」でも良いかもしれません。

しかし、大人になってからも「学生時代のままの勉強法」をやろうとしている人がたくさんいます。

本当であれば、大人であろうと、学生であろうと、「世界に通じる英語力を身につけるための方法」を考えるべきです。

で、私はそれを常に考え続け、そして20年近くもの間、「世界に通じる英語力」を目指して指導して来ました。

また、私は英語教室で英語を教えるだけでなく、「国際会議」などの業務を多々請け負ってきましたので、私自身の英語力が「世界に通じる」というのは言うまでもありません。

 

さて、「世界に通じる英語」というと大げさな表現かもしれませんが、もっと身近な表現に置き換えるならば「世界の人々が日常的に使っている普通の英語」と考えると良いと思います。

つまり、「テストのための、科目としての英語」ではなく、「日常的に使われる、言語としての英語」を目指しましょう、ということです。

そうは言っても、「今まで、英語はこうやって勉強してきた」という固定観念というものを拭い去ることができない人も多いことでしょう。

そこで、「英語」ではない、「全く知らない、別の外国語」を今から身につけていくにはどうした良いか、ということを考えてみるのです。

例えば、「チェコ語」とか、「ロシア語」とか、「オランダ語」とか。

仮に、そうした言語を身につけなくてはならなくなったとしたら、一体、何をすれば良いのでしょうか?

このように考えていくことが、ひいては「英語をどのように学習していくべきか」ということにつながるように思います。

勘の良い人は、もうなんとなく思い浮かんだかもしれませんね。

少し長くなりましたので、続きはまた次回。
どうぞお楽しみに!