「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。

本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。

かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。

最近見た映画は「王様のためのホログラム」です。

 

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これは2016年に公開されたアメリカ映画で、原題は「A HOLOGRAM FOR THE KING」です。

例によって、何の予備知識もなく、ただムービープラス(映画チャンネル)でたまたまやっていたやつを見始めました。

いきなりで申し訳ありませんが、「とてもつまらない映画だな」と思ってしまいました。

とってもつまらなくて、何が言いたいのかよく分からない話でした。

主演は、数々の映画で主演を努めてきた名優「トム・ハンクス」です。

トム・ハンクスが出ているなら、それほど悪い映画ではないだろうと思って見始めたのですが、意外や意外、これほどつまらない映画は本当に久しぶりです。

ただ1つ、見所と言えるのは「サウジアラビアという国の中を垣間見ることができる」という点です。

中東の国々については、ニュースなどでたまにチラっと見ることがある程度で、そこに住む人々がどのように生きているのか、ということはなかなか見ることができません。

この映画では、主人公の男(トム・ハンクス)がサウジアラビアに派遣され、そこでビジネス展開するために奮闘します。

ストーリーはつまらないのですが、実際のサウジアラビアでの生活は恐らくこんな感じなのだろう、という映像が映し出されていきます。

またサウジアラビアの人々の考え方、あるいは彼らにとっての常識というものも描かれていきます。

私自身はサウジアラビアには行ったことはありませんが、この映画を見ることで、サウジアラビアに行ったらこんな感じだろうな、ということを想像することができました。

このような映画は珍しく、今まで見たことはありません。

サウジアラビアに行ったことがなく、どのような場所か興味がある人は、この映画を参考にしても良いかもしれません。

ただ、ストーリーは本当に訳が分からず、タイトルの「王様のためのホログラム」というのも、話の核心と言い切れない感じがします。(邦題は、ほぼ原題のままの意味です。)

英語学習としてもあまり役に立ちそうもありませんので、この映画は全くオススメできませんね。