「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。

本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。

かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。

最近見た映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」です。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

これは1990年に公開されたアメリカ映画で、原題は「Back to the Future Part III」です。

おなじみ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの第3作であり、「完結編」でもあります。

第1作が「1985年」に公開され、第2作はそれから4年後の「1989年11月(日本では12月)」に公開されました。

そして第3作は、第2作からわずか半年しか経っていない「1990年5月(日本では7月)」に公開されました。

聞いた話では、第2作と第3作はほぼ同時期に作成されていたようです。続きが公開されるまで何年も待たないで済んだのは良かったです。

私は1989年8月から1990年6月の間、たまたまアメリカに留学していました。なので、帰国前にアメリカでこの第3作を見ることができました。

私は第2作の中途半端な終わり方に不満を覚えていましたので、「話が完結した」というだけでも第3作には満足でした。

第3作は、1885年のアメリカ西部を舞台としていることから、決闘シーンなどでは第1作や第2作のようなコミカルな雰囲気はなく、結構真剣な感じになっています。

主人公のマーティーが馬に引きずられたあげくに首にロープを巻かれて吊されるシーンや、タネンとの一騎打ちのシーンは、見ていて息をのむほどでした。

またクライマックスでは、第1作と似た感じで、未来に向けてのタイムスリップが成功するかどうかというギリギリの奮闘が描かれています。

第2作にはそのようなクライマックスシーンはなかったので、そういう意味でも第3作は盛り上がったように思います。

 

英語学習としては、この映画には西部劇で出てくるような古い英語がたくさん出てきますので、必ずしも実用的な英語として役に立つとは言えません。しかし、現代人のマーティーとドクのやり取りは相変わらずコミカルで楽しめますし、勉強にもなります。

シリーズ3部作を通じて、映画の全てのセリフとして覚えてみるのもなかなかオススメです。