「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。

本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。

かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。

最近見た映画は「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」です。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

「ボーイ・ソプラノ」という言葉から、なんとなく男の子が歌っているという内容の映画なんだろうな、と想像がつきますね。

この映画の原題は「Boychoir」で、公開は2014年のアメリカ映画です。

「choir」というのは「聖歌隊」や「合唱団」という意味の言葉です。

ちなみにこれの発音は[kwáiər]で、カタカナで書くなら「クワイア」という感じです。

「boychoir」というのは、つまり「男の子の合唱団」という意味なのです。

 

主人公の男の子は、育った環境は恵まれてはいませんでしたが、美しい歌声を持っていました。

その男の子が、合唱団の有名校に転校し、苦悩しながら成長していく姿を描いています。

個人的な感想としては、合唱団の男の子たち一人一人の歌が、上手いのかヘタなのかいまいちなのかという点がシロウト目にはわかりづらく、そのため主人公の成長ぶりもよくわかりませんでした。

合唱団の歌声は、私にはどれも「上手だな」と思えてしまうので、周りの人達の「あいつの歌声はいまいちだ」とか「あの子の声は素晴らしい」といった評価で判断するしかありません。

というわけで、あまり感情移入ができないまま映画が終わってしまった、という感じです。

声楽や音楽の知識のある人ならば楽しめるかもしれません。