「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。

本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。

かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。

最近見た映画は「光をくれた人」です。

 

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これは2016年に公開されたアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの合作映画で、原題は「The Light Between Oceans」です。

例によって、何の予備知識もなく、ただムービープラス(映画チャンネル)でたまたまやっていたやつを見始めました。

舞台は、1918年のオーストラリアの島。

第一次世界大戦から戻って来た男が主人公で、その男が、島の「灯台守」として働き始めるところから物語は始まります。

最初から最後まで一貫して、決して明るい雰囲気の映画ではありませんが、序盤は、それなりに「幸せ」というものを感じられるような展開があります。

ところが、話の途中から、「悲しい出来事」が起こり、そこから話がどんどん「まずい方向」に進んでいきます。

「いやいや、それはまずいよ」と思っていると、「それ見たことか」と言わんばかりにさらに悪い方向に話が向かいます。

話のテーマとして「男女の愛」もあれば、「親子の愛」もあり、「戦争を乗り越えた悲しみ」というものもありました。

時々考えさせられるセリフもありましたが、個人的な感想としては「なんでこんな悲しい方向に話を進めるの?」と感じた部分の方が大きいです。

 

英語学習としては、そもそもオーストラリアの英語は「イギリス寄りの英語」と言われていますので、アメリカ英語に慣れ親しんだ私にとってはかなり聞き取りづらいものがありました。

映画の時間も2時間以上と長く、話の雰囲気も明るくなく、かつ、話の展開の仕方も無理矢理な感じがして、少々疲れました。

個人的にはあまりオススメはできません。