「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。

本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。

かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。

最近見た映画は「ユー・ガット・メール」です。

 

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これは1998年に公開されたアメリカ映画で、原題は「You’ve Got Mail」です。

主演は「トム・ハンクス」と「メグ・ライアン」の2人で、この2人は1993年公開の映画「めぐり逢えたら」でも主演となっています。

舞台はニューヨークで、時代は、ちょうど世の中でパソコンが個人レベルで普及し始めた頃、つまり映画公開時からすれば「現代」ということになります。

1998年頃と言えば、私自身も初めて自分のパソコンを購入したのもこの頃でした。

当時はインターネットに接続するにも「電話回線」を使ってのダイヤルアップが主流でした。ネットに接続する度に「ピーヒャラヒャラ...」という音がパソコンから聞こえてきました

この映画の中でも、当時のパソコン環境の様子が描かれていて、「なつかし〜!」と思ってしまいました!

話の内容は、と言えば、主演の2人の恋愛感情への発展の話とは別に、「個人経営の店」の存続というものが問題となってきます。

私も「個人経営」の立場の人間ですので、色々な思いを浮かべながら話の行く末を見守りました。

「個人経営」と「大手の同業他社」との対決といった話でありながら、そこに「恋愛」の話を重ねてくるというのは、「個人経営」という立場の私としてはいささか受け入れがたいものがありました。

まあ、そうは言っても、若かりし頃のメグ・ライアンはとてもチャーミングで、トム・ハンクスとのやり取りもリズミカルでなかなか楽しめます。

 

英語に関して言えば、一般的なアメリカ英語が使われているので、英語学習としても良いテキストになりそうです。

ストーリーには少々ツッコミどころがありますが、全体的には、まあ、それなりに楽しめる映画だと思います。