オーバーワークの状態というのは、「仕事が多すぎる状態」のことです。

自分が望んでいないにも関わらず、オーバーワークの状態が長続きしてしまうと、程度の差はありますが、心の健康を害してしまう可能性もあります。

そうなると、自分だけの問題ではなくなります。

心の健康は、身体にも影響してきますし、身近な大切な人達にも大きく影響してきます。

オーバーワークが原因で心の健康を損ねてしまわないよう、今日も一緒に考えてみましょう。

 

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オーバーワークとなってしまう原因の1つに、「自分の仕事を他人にパスすることができない」というものが挙げられます。

「自分の仕事」なのだから、本来は自分がやるべきでしょう。

しかし、自分の仕事が多すぎて、締切までに仕事を終えられなかったとしたならば、一緒に働いている人や関係者やお客様などにも迷惑がかかります。

自分の仕事が期限までに終えられないと感じた場合には、誰かに手伝ってもらえないか、という点を考慮するのも手です。

では、自分の仕事を誰かに「パス」しようとしたとします。

ところが、実際には、自分の仕事を他人に「パス」するのは簡単ではありません。

仕事を手伝ってくれる人が、依頼したい仕事内容を熟知しているのならば良いのですが、多くの場合はそうではないでしょう。

すると、依頼したい仕事内容に関する「補足説明」が必要となります。

「補足説明」が簡単に済めば良いのですが、それが複雑だったり、注意すべき点が多すぎたりすると、「補足説明をする」ということが1つの仕事となってしまいます。

「だったら誰かに頼むより、自分でやった方が早い」という結論になってしまう人も多いことでしょう。

私も「自分でやった方が早い」と思うことはよくありますし、事実、自分でやった方が早いことの方が多いように思います。

 

しかし!

自分で全ての仕事をこなしきれるならば良いのですが、それが困難な場合は、1つ工程が増えたとしても、「誰かに仕事をパスする」ということをやった方が賢明かもしれません。

「仕事をパスする」というのはなかなか簡単にいきませんが、一度パスしてしまえば、次の時には楽にパスができるようになることでしょう。

仕事をパスするということをはじめから想定して仕事に取りかかる、というのも良いかもしれません。

自分自身がオーバーワークに陥ってしまい、収集がつかなくなってから人にヘルプを頼むよりも、早め早めに仕事をパスした方が周りも楽な場合があります。

全体的な視点とバランス感覚が必要とはなりますが、要所要所で人に仕事をパスするというのも選択肢の1つとして取り入れてはいかがでしょうか。

 

<つづく>