英語を勉強していると、「音節」という言葉が出てきますね。
これは特に「比較」の表現を勉強をしている時に出てきます。
「音節」って一体何でしょうか?
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まず、「音節」の「節」という言葉について考えてみましょう。
「節」というのは、「何か長いもの」があって、それが「何かしらの基準」で分割された場合に、それぞれの「分割された部分」のことです。
例えば、「季節」という言葉は、「一年」という長い時間を「気温」や「天候」といった基準で分割した場合の「一つ一つの分割された部分」のことですね。
本当は「長いものを分割した時の、その分割部分(切れ目の部分)」のことを「節」と呼ぶのですが、「分割部分(切れ目の部分)」だけでなく、分かれたそれぞれのかたまりのことを「節」と呼ぶこともある、ということです。
では、今回のテーマの「音節」はどうでしょうか?
英語における「音節」というのは、「1つの英単語」を「母音(ぼいん)」で分割した場合の、一つ一つの部分のことです。
「母音」というのは、日本語でいう「あ、い、う、え、お」に相当する音のことです。
ローマ字で書くならば、「a、i、u、e、o」ということになります。
「母音」の反対語は「子音(しいん)」です。
例えば、「enjoy」という単語を見てみましょう。
「英和辞典」でこの言葉を調べてみると、次のように書かれています。
en・joy
よ〜く見てみると、真ん中に「・」という小さな点があるのがわかるでしょうか。
皆さんも手元の辞書で見てみましょう。
実は、この「・」という点は、「音節の区切り目」を表しているのです。
つまり、「enjoy」という単語は、「en」と「joy」の2つの音節に分かれている、ということなのです。
「enjoy」を発音記号で書くと、[indʒɔ́i]となります。
母音としては、最初の[i]と、最後の[ɔ́i]の2つになります。
この母音が含まれている部分で単語を分けると、上記のように「en」と「joy」に分かれる、ということです。
2つの音節に分かれているので、この単語は「2音節の単語」ということになります。
是非、他の単語についても、英和辞典で確認してみてくださいね。
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