例えば、「eat(食べる)」「run(走る)」「go(行く)」など、「動き」を表す言葉はすべて「動詞」となります。
「動き」を表す、ということは、「動きを始めてから終わるまでで1つ」というように数えることができるということです。
「食べる」ならば、「食べ始めてから、食べ終わるまでで1つの動き」ということです。
このように、「動き」を表す言葉のことを「動詞」と言います。
しかし、英語の世界には、動詞だけれども、「動き」ではなく、「状態」を表すものもあります。
例えば、「have」「like」「live」などです。
「have」は「持つ」という意味ではなく、「持っている」という意味になります。
これは「動き」ではなく、「持っているという状態がずっと続いている」ということを表すので、「状態」を表す動詞ということになります。
同じように、「like」という言葉も「動き」を表しているのではなく、「好(この)んでいる」とか「好きである」というように、その状態がずっと続いているということを表しますので、これも「状態」を表す動詞ということになります。
また、「live」という動詞も、たいていは「住んでいる」というように、その状態がずっと続いていることを表します。
「状態」を表す動詞を日本語で表現する時は、「〜する」ではなく「〜している」のような感じで表現すると良いでしょう。
このように、英語の世界の動詞は、「動き」を表したり、「状態」を表したりします。
ただ、数で言えば「動き」を表す動詞の方が圧倒的に多いので、ほとんどの動詞は「動き」を表す、というように覚えてしまって差し支えありません。
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