「前置詞」というのは、「前に置かれる」という字の通り、「何かしらの言葉の前に置かれる言葉」のことです。

代表的な前置詞は、「in」「at」「on」「to」「for」「of」「with」「by」「from」の９つです。

おそらく、英語初級者の方であってもたいてい見たことがあるのではないでしょうか。

これらが「何」の前に置かれるか、考えてみると、「in Japan」「at school」「on Monday」「to Japan」などのように、「名詞の前」に置かれているということが連想できると思います。

そう、「前置詞」というのは、「名詞の前に置かれる言葉」と言えるのです。

そして、「名詞の前に置かれる」ということによって、「前置詞」は、自分自身を先頭にして、後ろの名詞と共に「句」というものを作り出します。

「句」というのは、「２つ以上の言葉」が集まり、「１つの意味のかたまり」として機能するもののことです。

上の例で言うならば、「in Japan」や「on Monday」のように、「２つ以上の言葉」が集まって「１つの意味のかたまり」として機能するものが「句」ということになります。

ただし、「句」には、「主語」と「述語動詞」というものは含まれていません。「主語」と「述語動詞」についてはこれから学習していきますが、とりあえず「主語」と「述語動詞」が含まれていないもので、かつ、「２つ以上の言葉」で「１つの意味のかたまり」になっているものを「句」と呼ぶ、というようになんとなく覚えておきましょう。

 

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