「the」という言葉は「定冠詞」と呼ばれます。

前回までに説明した「a」や「an」は「不定冠詞」と呼ばれますね。

「不定冠詞」と「定冠詞」を合わせて「冠詞」と呼ぶのです。

さて、定冠詞「the」は、文を作る人からみて、その文を受け取る相手が「世界中にたくさんあるモノの中から、どれのことを言っているのかそれとなくわかるだろう」と思われるような名詞の前に置かれます。

例えば、「彼は今台所にいます。」という文があったとしましょう。

「台所」というのは、世界にたくさんあるわけですが、ここで「台所」と言えば、当然、今、この会話が行われている家の中の台所のことであると、聞いている相手も分かりそうですね。

このように「世界中のたくさんあるモノの中から、どれのことを言っているのかそれとなくわかるだろう」と思われた時、その名詞の前に「the」がつけられるのです。

■彼は今台所にいます。
→ He  is  in   the    kitchen .

 

さて、定冠詞「the」について、もう少し詳しく見てみましょう。

 

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