「いたずらな」は、英語では「mischievous」「naughty」という言葉で表現されます。

 

「mischievous」は、「いたずらな」という意味の言葉ですが、この語を使って表現している人の頭の中では、どこか「笑って許せる」ような感覚があると思われます。つまり、「いたずら」とは言っても、どこか好意的に見ているような場合に「mischievous」という言葉が使われます。

英英辞典で「mischievous」を調べてみると、「liking to have fun, especially by playing tricks on people or doing things to annoy or embarrass them.」とあります。つまり「面白いことをするのが好きなこと、特に人にいたずらをしたり、人を困らせたり恥ずかしくさせるためのことをしたりすること」ということです。

最初の「liking to have fun」というのが、いわば「無邪気にいたずらを楽しむ」というイメージを表していると言えます。

 

「naughty」は、「mischievous」と違い、やや「批判的」なイメージが伴われる言葉です。「大人などに反抗的樽」や「言うことを聞こうとしない」といった意味合いが「naughty」には含まれることがあります。

これまた英英辞典で「naughty」を調べてみると、「a naughty child behaves badly, is impolite, and does not obey adults」とあります。つまり「naughtyな子供というのは、行儀が悪く、無礼であり、そして大人に従わない」ということです。

 

つまり、「mischievous」は「悪意」よりも「面白いことをやってみたい」という無邪気な気持ちを持った上で「いたずらな」と表現する場合に使われ、「naughty」は「反抗的」であったり「悪意」を持ったりして「いたずらな」と表現する場合に使われるのです。