世の中には、「目標」を設定するということが上手な人と、苦手な人がいます。
何かしらの行動をする際に、「目標」というものを設定しているのとしていないのとでは、行動そのものに大きく差が出てきます。
目標がなければ、そもそも「行動し始める」ということ自体が後回しになってしまう可能性もあります。
あるいは、実際に行動を始めたとしても、目標がなければ、行動そのものがダラダラとしてしまったり、多少の「困難」にぶつかった時に簡単にその行動を辞めてしまったりします。
自分で「目標」を掲げ、日々、自分自身を忙しく保ち、生き生きと行動している人は、まぶしく見えるものです。
そうでない人からすれば「妬み」の対象として見えてしまうこともありますが、目標を持って忙しく生きている当の本人にとっては、そんなことはお構いなしでしょう。
「目標」を適切に設定することは、自分を賢い人にするだけでなく、自分の人生をより豊かなものにしてくれます。
大事なことは「やみくもに目標を設定する」のではなく、「自分の性格」や「自分の能力」をよく知った上で、それに合わせて目標を設定することですね。
あるいは、自分だけでなく、「周囲の状況」を考慮に入れることも大事です。
人生、生きていれば、誰にだって良い時もあるし、悪い時もあります。
せっかく目標を持って取り組み始めたのに、周りの状況によって諦めざるを得ない状況になってしまうこともあるでしょう。
しかし、それにもめげずに「目標」を自分で設定する力を持っている人は、本当にたくましく生きていきます。
私も、そんな人でありたい、と思います。
ところで、目標を設定する時、「大きすぎる目標」を立ててしまい、結局達成できなかった、ということを繰り返してしまうのは良くありません。
それを繰り返しているうちに、「どうせ目標なんてものは達成できないんだ」と決めつけるようになってしまうかもしれません。
さらに、目標というものは、「他人」ではなく「自分」で決めた方が断然良いです。
「目標を立てなさい」ということ自体、他人に言われてやるよりも、「自分で目標を立てよう」と思ってやった方が遙かに良い結果を生みます。
誰にも言われずに自分で適切な目標を立て、その自分自身との約束を、自分の胸に秘めながら黙々と行動し、そして少しずつ、1つずつ、目標を達成していく人は、端から見ていても賢いなと思います。
これを書きながら、私は自身はどうか?とふと考えてしまいました。
誰にとっても、目標を立て、それに向かって行動していくということは簡単なことではありませんね。
でも、だからこそ、難しいと分かっているからこそ、やる意義があるのではないかとも思うのです。
さて、私は今からどんな目標を立てようかな?
<続く>