まず、以下の例文を見てください。
He is the boy who saved my life.
この英文の真ん中にある「who」は「関係代名詞」です。
この英文を日本語に訳そうと思いますが、どのように解釈すれば良いでしょうか?
まずは、「who」より前のところだけ、つまり「He is the boy」の部分だけを見てみましょう。
「He is the boy」という部分だけを見れば、「彼がその少年です」という意味になります。
はい、簡単ですね。
次に、「who」を飛ばして、今度は、「who」より後ろの部分、つまり「saved my life」の部分だけを見てみましょう。
「saved my life」の部分を日本語に訳すと「私の命を救った」となります。
「who」をはさんで、その前と後の部分をそれぞれ並べてみると、以下のようになります。
「who」の前・・・「He is the boy」=「彼がその少年です」
「who」の後・・・「saved my life」=「私の命を救った」
さて、ここまでは良いのですが、問題は間にある関係代名詞の「who」です。
関係代名詞には、「関係代名詞+その後ろに続いている部分」を「1つのかたまり」にする働きがあります。
そして、「関係代名詞+その後ろに続いている部分」の中には、必ず「主語+述語動詞」となっている部分が含まれます。
上記の例で言えば、関係代名詞「who」の後ろには「saved my life」という部分が続いています。
つまり、「who saved my life」という部分が「1つのかたまり」となっているのです。
この場合では、「who」と「saved」の2つが、「主語」と「述語動詞」という関係になっています。
「who」が主語になっている、というのは今はまだ理解できないかもしれませんが、まあ、それはとりあえず今はまだ深く考えなくても大丈夫です。
それよりも、「who saved my life」という部分で「1つのかたまり」になっているということをしっかりと把握することが重要です。
さて、今日はここまで。
続きはまた今度説明しますね。
どうぞお楽しみに!