日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「025」番です。
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025:「マフラー」
この季節、「マフラー」は首もとから暖めてくれる必須アイテムですね。
私もマフラーしています。
マフラーという日本語は、英語の「muffler」という単語をカタカナ読みにしたものと言えます。
しかし、英語では、日本語の「マフラー」の意味では、「muffler」という単語は通常使われません。
防寒のために首に巻くマフラーは、英語では「muffler」ではなく、「scarf」という言葉で表現されるのが普通なのです。
要は、日本語の「スカーフ」ですね。
日本語でいう「スカーフ」は「マフラー」とはまた違う印象ですが、日本語の「マフラー」は英語では「scarf」なのです。
「scarf」という言葉さえ出てくれば、あとは「発音」に関する点では特に問題はないでしょう。
つまり、カタカナで「スカーフ」と言えば、だいたい英語でも通じると思われます。
念のために確認しておくと、「scarf」を発音記号で書くと[skάːrf]となります。
注意点としては、まず「scar」の部分は、ほとんど日本語のままで発音すべき、ということです。
英語だからと言って、妙にこもった発音にしてしまう人がいますが、ここは普通に「スカー」と言えば良いでしょう。
「カー」と伸ばした最後の方で、ちょっとだけ「こもった音」にすれば良い、という程度です。
「カー」の部分は、すこしゆったりした感じで、長めに発音するとなお良いです。
そして、最後は「f」の音ですね。
これは以前、ブログ記事でご紹介しました。
(「f」の発音に関するブログ記事はこちら。)
最後の「f」がバチッと決まれば、ほとんど問題なく「scarf」という言葉として聞き取ってもらえることでしょう。
是非やってみてください!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報
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