日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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097:「ミシン」

縫い物をするための機械のことを「ミシン」と言いますね。

これは英語の「machine」から来ています。

「machine」は「機械」の意味であって、これだけでは日本語の「ミシン」の意味にはなりません。

英語では、「sewing machine」という2つの単語でようやく「ミシン」の意味になります。

「sewing」の「sew」は発音記号では、[sóu]となります。

また、「machine」は、発音記号では、[məʃíːn]となります。

つまり、「sewing machine」をカタカナで書くならば、「ソウイン マシーン」のような感じになります。(「-ing」の最後の「g」を「グ」と言わないようにしましょう。)

動詞の語尾に「-ing」がついた形には「動名詞」と「現在分詞」の2通りがあります。

動詞の「-ing」形があって、その後ろに「名詞」が置かれた場合には、アクセントの位置に注意が必要です。

「-ing」形が「動名詞」の場合には、一般的には、その動名詞の部分にアクセントが置かれ、後ろの「名詞」の方は弱く、低く発音されます。

一方、「-ing」形が「現在分詞」の場合には、その現在分詞の部分よりも、むしろ後ろの名詞の方が強く発音されます。

では、動詞の「-ing」形が「動名詞」と「現在分詞」のどちらなのかをどのように見分ければ良いのか、という話になるのですが、それは文法の話になるので、ここでは割愛させて頂きます。

今回の場合は、「sewing」は「動名詞」と判別できます。

なので、「sewing」の最初の「ソウ」の部分にグッとアクセントを置き、その後ろは全て低く、発音すると良いでしょう。

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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