日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「058」番です。
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058:「バケーション」
ご存じ「バケーション」とは「休暇」という意味ですね。
たいていは「長めの休暇」という意味で使われます。
まあ、最近ではあまり聞かなくなったような印象なので、死語となりつつあるかもしれませんが、これはれっきとした「英単語」です。
英単語なのですから、英語では死語ということはありません。
英語では「vacation」というスペルでかかれます。
発音記号では、[veikéiʃən]となります。
カタカナで書くなら「ヴェイケイション」という感じです。
まず、最初の音は「バ」ではなく「ヴェイ」です。
日本語の「バ」は「b」の音ですが、この語の先頭の文字は「v」です。
「b」と「v」の違いは、「b」では唇をぴったり閉じた状態から発音されるのに対し、「v」では唇をぴったり閉じず、下唇と上の歯の間で空気をこすり出すように発音される、という違いがあります。
しかもこの単語の最初の母音は「ア」ではなく「エイ」という音です。
従って「バ」ではなく「ヴェイ」という音になるのです。
ここをきちっと押さえておけば、あとはもう一箇所だけ気をつければオーケー。
後半の「ケーション」の「ケー」のところは、英語では「ケイ」と発音されます。
つまり、「伸ばす」のではなく「曲げる」ような感じで発音するのです。
「vacation」という語には「ei」という音が2つあるのです。
「ヴェイケイション」というように「エイ」という音が2回きちんと聞こえるように発音すると、「おぉ、英語っぽいぞ!」という音になるのです。
是非やってみてください!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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