日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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147:「ウルトラ」
「ウルトラ」と聞けば「ウルトラマン」を思い浮かべる人も多いでしょう。
私(久末)も子供の頃からテレビでウルトラマンを見てきた世代の1人です。
「ウルトラ」という言葉は、英語では少々違った発音となります。
<アメブロからの続きはここから>
「ウルトラ」というのは、英語では「ultra」というスペルで書かれます。
これは「極端な」か「過激な」という意味の言葉で、それが転じて「超〜」という意味を持つようになったものです。
つまり、「ウルトラマン」というのは「超人」という意味合いでつけられたのではないかと想像できます。
また、「ultra」という言葉を使った表現でよく見かけるのは「ultraviolet」という言葉です。
これについては、以前「紫外線と赤外線」についてのブログ記事を書きました。(記事はこちら。)
カンタンに言えば、「紫色を超えている」というところから「ultraviolet」という表現になったのです。
さて、話を戻して、「ultra」というのは、発音記号では[ʌ́ltrə]となります。
これをカタカナで表記するとしたなら、「アルtラ」という感じです。(「t」は無声音です。)
最初の[ʌ́]は、少々喉につっかかりながらも、しっかりと喉から「ア」と発音しましょう。
そして、その次の「L」の発音は、「舌先をつけっぱなし」にしたまま「ル」と発音します。
舌先をつけっぱなしにしたまま「ル」と発音しようとすると、日本語の「ル」のようには聞こえなくなります。しかし、それで良いのです。
この単語では、「L」のすぐ後ろに「t」の発音がやってきます。
「L」のところは、ほとんど「ウ」に近いような音を出せればよく、その後の「t」のところでようやく「舌先」を外す(はじく)のです。
最後には「R」の発音がありますので、ここでは「舌先」を触れないようにしながら、やや弱めに「ラ」と発音しましょう。
日本語の「ウルトラ」という発音でも、英語として全く通じないということはないかもしれませんが、以上の細かな点を抑えて発音すれば、さらに通じやすくなることは間違いありません。
是非、お試しあれ。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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