日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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168:「コテージ」

 

「山小屋」という意味で日本語でも使われる「コテージ」という言葉。

これも英語の言葉がもとになっていますが、「コテージ」と発音しても通じない可能性があります。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「コテージ」は「cottage」というスペルで書かれます。

これは発音記号では、[kάtidʒ]となります。

カタカナで書くなら「コァティヂ」という感じです。

まず、最初の「co」のスペルの部分は、「コ」を基本としながら、少し「カ」の音が入ったような音にしましょう。少し長めに発音するのがコツです。

この「co」の部分にアクセントがあるので、ここをしっかり、強く、高く発音すると良いでしょう。

続いて「tage」の部分の「-age」は、この単語に限らず、多くの場合[idʒ]となります。

最後の[dʒ]は、「チャ行」の音に濁点をつけたような音です。つまり「ヂャ、ヂ、ヂュ、ヂェ、ヂョ」という感じの音です。

「ジャ行」と違い、1つ1つ、しっかり「d」の発音と同じように舌先をつけた状態から発音し始めるのが[dʒ]の音です。

「tage」は「ティヂ」という感じになります。決して「テージ」と伸ばしてはいけません。

日本語の「コテージ」は「テー」が高く発音されますので、「co」にアクセントが置かれる英語の発音とはだいぶ違って聞こえるはずです。

英語では、最初の「コァ」を強く発音し、後半は「ティヂ」と短く発音すれば、バッチリ通じます。

是非お試しあれ。

 

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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