日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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224:「サーキット」
「サーキット」というのは、よく「自動車」や「オートバイ」などのレースで使われる周回コースのことですね。
あるいは、「集積回路」といった意味合いもあります。
これは「サーキット」とカタカナで発音しても、まあ、英語として通じないこともありません。
ですが、正しい発音は微妙に異なります。
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「サーキット」は、英語では「circuit」というスペルで書かれます。
「circuit」の発音記号は[sə́ːrkit]となります。
これをカタカナで書くなら、まあ、「サーキt」という感じになります。(最後の「t」は「トゥ」の無声音です。)
一見、カタカナのままで良さそうに見えますね。実際、カタカナのままでも通じてしまう可能性が高いと言えそうです。
しかし、英語では、最初の「サー」は、カタカナで「サー」と発音するわけではありません。
ここの母音は[əːr]という音です。これは、こもった感じの音で「アー」と発音するのです。
こもった感じの音、というのは、なかなか文字では伝えづらいのですが、「舌先」を手前に丸めたままの状態で、唇は少々「タテ」に開け、喉から「こもった音」を出しながら「アー」と発します。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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