日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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236:「ラベル」
一般に市販されている商品に貼られている表示のことを「ラベル」と言いますね。
これ、英語ではそのままの発音では通じません。
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「ラベル」は、英語では「label」とも表現されます。
これの発音記号は[léibl]となります。
カタカナで書くとしたなら「レイブゥ」という感じです。
日本語での「レーブル」という言い方をすることもありますが、最初は「ラ」でも「レー」でもなく、「レイ」という二重母音の発音となります。
そして、この単語の後半は、「ブル」というカタカナのように発音するのではありません。
まず、[b]の発音は、「上下の唇」をピッタリつけた状態から、唇を開く瞬間に軽く喉を鳴らすように発音します。そうすると「ブ」という感じの音が出ます。
そして、最後の[l]の発音は、これは日本語の「ル」のように発音するのではなく、「ル」と発音する際に舌先が前歯の裏の少し上辺りに触れると思いますが、そこに舌先を「つけっぱなし」にした状態のままで喉を鳴らすのです。
この時、「舌の両サイド」はどこにも触れないように注意しましょう。
そして、喉の奥に近い方の舌は、上に盛り上がらないようにして、喉からは「こもっていない音」を出すようにします。
単語の最後に[l]の発音がある場合は、「舌先をつけっぱなしにした状態」で発音が終わるという点に気をつけなくてはなりません。音の感じは「ル」というよりも「ウ」に近い感じになります。
そうなると、[bl]の発音は、「ブル」というよりも、「ブゥ」という感じになるわけです。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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