世界には色々な地名や国名があります。

しかし、英語での名称や発音が、日本人が日頃「カタカナ」で発音したものとはまるで違っている地域や国もたくさんあります。

そんな地名や国名をご紹介するコーナー。

一般教養として一緒に覚えていきましょう!

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016:「ネパール」

先日、生徒の一人が正月休みにネパールに行って来たという話を聞かせてくれました。

私(久末)はネパールには一度も行ったことがありません。

場所がいまいち正確に思い出せない方は、こちらをクリックしてみてください。
(→「Google マップ、ネパール

「ネパール」は、英語では「Nepal」と書かれます。

ふむ、そのままローマ字っぽく読むなら「ネパル」って感じですね。

でも英語の発音記号では、[nəpɔ́ːl]とあるいは[nəpάːl]となります。

カタカナで書くとすれば、前者は「ネポール」で、後者は「ネパール」です。

なんだ、後者の方は日本語と同じじゃないか、と思うかもしれませんが、私は個人的には前者の方をよく聞くように思います。

最初の「Ne」のスペルのところは、「ネ」でも良いですが、「ニ」でも良いかもしれません。

発音記号「ə」というのは「弱い発音」であり、かつ「アイウエオのどれにも聞こえることがある微妙な音」なのです。

よく「曖昧(あいまい)母音」なんて呼ばれていますが、本当に曖昧なのです。

「Nepal」の場合は「ネ」か「ニ」のどちらか、あるいはその中間の音あたりにしておくと良いでしょう。

どちらにせよ、この「Ne」の部分は強く発音しません。

イントネーションは日本語とほとんどおなじですが、真ん中を「パー」ではなく「ポー」とすると英語っぽく聞こえますよ。

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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