私は「右利き」ですが、「左手」で箸を持って食事をするようにしています。

これを始めたのが、ちょうど今から1年前の「6月22日」。

私はこの「1年間」ずっと、箸を左手で持って食事をし続けたのです!

「なんでそんなことをやっているの?」とよく聞かれます。

「右脳を鍛えるため?」「身体の左右バランスを整えるため?」

いいえ、そんな理由ではありません。

私が左手で箸を持って食事しようとしているのは、私の「生徒たち」のお手本となりたいからです。

「最初はうまくいかないことでも、続けていれば必ず上手になる。」

そういうことを私自身が実践し、生徒達に示したいからです。

それと同時に「うまくいかないなぁ」ということに挑戦している人の気持ちを、私自身も忘れないようにするためでもあります。

うまくいかないことに挑戦していれば、人は、程度の差はあれ、心にストレスを感じるようになります。

「疲れるなぁ」

「辛いなぁ」

「面倒くさいなぁ」

「もうやめたいなぁ」

などのように思ってしまいます。

私もそうです。

左手で箸を持って食事するのは、疲れます。

無理な力がかかると、親指の付け根に食い込んだり、薬指が痛くなったりします。

食べている途中で、何度も「右手で食べちゃおうかな…」と思ってしまいます。

でも、その度に私は生徒達の顔を思い出します。

生徒達は、毎日「音読」「暗唱」などの音声学習を続けています。

仕事で疲れている日もあるでしょう。

なかなか音読や暗唱が上達しなくてイライラすることもあるでしょう。

練習のしすぎで口や舌が痛くなることもあるでしょう。

それでも生徒達は、毎日、誰も見ていないところで、1人で音声学習をこなしてきます。

ならば私も!と思うのです。

私の場合、左手で箸を持って食事するなんて、それができるようになったからと言って特に良いことはありません。

ですが、継続していけば必ず上手になります。

そして、「上手になれば、楽しくなる」のです。

私の「左手箸」だって、上手になる前はな~んにも楽しいことはありませんでした(笑)

ですが、継続して1年!

私の「左手箸」も、少しずつ上達し、少しずつ楽になり、少しずつ楽しくなってきています。

たぶん何でも同じなんでしょう。

英語の音声学習も同じ。

英語の文法学習も同じ。

仕事も、遊びも、スポーツも、楽器演奏も、芸術的な創作活動も、み~んな同じ。

最初はヘタで、苦しくて、つまらないことだって、「継続」していけば変わっていきます。

そのことを、私は身をもって経験したいのです。

そうすることで、生徒達の気持ちを知るきっかけになれば良いなと思うのです。

とにかく、私は1年間、左手で箸を持って食事し続けました。

やったね!
自分で自分に「1周年おめでとう!」と言いたい!(パチパチ)

皆さんも「継続すれば上手くなる、上手くなれば楽しくなる」ということを忘れずに、今やっていることを続けてみてほしいと思います。

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