今夜は「スーパームーン」が見られるそうです。

月の公転軌道は、地球を中心に「真円」となっているわけではなく、ゆがみのある「楕円」となっています。

つまり地球と月の距離は常に一定ではなく、近かったり遠かったりするのです。

さらに、太陽との位置関係による引力の影響で、月と地球の距離も変わってくるそうです。

そんなこんなで、月が地球に近づくとその分だけ月が「大きく」見えます。このように「大きく見える月」のことを「スーパームーン」と呼ぶようです。

ところで、同じ満月でも、地平線に近いところにあると、月が普段より大きく見えて驚いた、という経験はありませんか?

月が天体の真上辺りにある時にはそれほど大きく見えませんが、地平線近くに浮いている月は、どういうわけかひときわ大きく見えるのですよね。

これの原因には諸説あるようですが、最も有力なのは「他のものとの比較による視覚効果(錯覚)」ということらしいです。

空の真上にある場合、せいぜい「雲」くらいしか比較対象がありませんね。雲は大きさが常に変化しますから比較の対象となりにくいのです。

ところが地平線近くだと、普段から見慣れている「建物」や「山」などと見比べることができてしまいます。

地平線付近の月は、そういう比較による「錯覚」で大きく見えるだけで、実際には大きさは空の真上にある時とほとんど変わっていないようです。

今日は地平線近くで満月が見られるか分かりません(私はそこまで調べていません)が、スーパームーンならば、地平線近くだと本当に大きく見えることでしょうね。

あとは天気が心配。

関東地方は曇りのようですので、見えたらラッキーかも!

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