人間、何を身につけるにも、それなりの「時間」が必要です。

毎日、何十分か、何時間か、繰り返し、繰り返し実践していかなくては、身につくはずの能力がある人であっても身につきません。

「英語ができるようになる」ためには、当たり前ですが、「毎日英語を使ってみる」ということが大事です。

しかも英語は「言語」ですから、いくつもの観点で触れていく必要があります。

・音声的な観点での英語
・文法的な観点での英語
・語彙的な観点での英語

このように、異なる観点で英語に触れていくことで、少しずつ英語ができるようになるわけです。

では、皆さんは、いったいどれくらいの時間を英語に費やしているでしょうか?

「自分で英文を考えて書く」ということをするならば、その時には「文法」や「語彙」のことを考えるでしょう。

「人と英語で会話する」となれば、上記の「文法」や「語彙」に加え、「音声(発音)」に関する部分も意識することでしょう。

一日のうちで、もしも英語に対する「意識」というものが「30分」もなかったとしたなら、おそらく、英語が身についていくまでに相当な年月がかかってしまいます。

私たちは、日々「母国語」で人と意思疎通を図っています。

仕事でも、プライベートでも。

母国語を使う時間はいったいどれくらいでしょうか?

人にもよるかと思いますが、おそらく、「音声のインプット」で言えば、私たちは毎日「6時間」程度は日本語を耳から入れていると思われます。

仕事が8時間勤務なのだとしたなら、そのうち数時間は誰かと日本語で会話するでしょうし、テレビをみたり知人や友人と会話をすれば、だいたいそれくらいの時間になるはずです。

そして、自分の口から日本語を出す「音声のアウトプット」で言えば、たぶん、少なくても30分から1時間はかけているでしょう。多い人なら数時間は「日本語を話す」ということをしているのではないでしょうか?

大人になっても、母国語にかけている時間は相当なものです。

そういう毎日を過ごしているからこそ、私たちは「母国語」が使えるのであり、また、さらに意識を高めればこそ、日々「母国語が上達」していくのです。

では、外国語としての「英語」はどうでしょう?

今日一日で、どれだけの数の文を「英語で表現」しようと試みましたか?

あるいは、どれだけの数の「英文を読んだり、聞いたり」しましたか?

それにあてた時間が多ければ多いほど、「英語ができるようになる」までの年月は短縮されることでしょう。

「忙しくて時間がとれない」という人がいたとしたら、それは結局は「言い訳にすぎない」と自覚すべきだと私は思います。

なぜなら、「意識が高いこと」に関しては、人はどんなに忙しかろうと必ず実行するからです。

本当に英語ができるようになりたいのならば、「英語に対する意識」を高めなくてはなりません。

そして、「どうすれば英語に対する意識が高められるか」ということもまた、自分で考えていくべきなのだろうと思います。

「頭をつかって、意識をたかめて、時間をかける」

これはたぶん、英語だけでなく、どんなことにも当てはまることでしょうね。

なかなか時間が取れていない、と思った人は、是非、意識改革をしてみましょう!

<おしまい>

※記事をお楽しみ頂けましたら、以下のランキングにご協力をお願いします。
ポチッと押して頂ければ嬉しいです。(久末)


にほんブログ村


英語 ブログランキングへ