初めて「行く道」よりも、一度「来た道」の方が短く感じられることってありますよね?
同じ道なのに、感じ方が違う。
あるいは、同じ距離なのに、感じ方が違う。
何かを学習したり、何かを身につけようとする際にも、これと同じ事が言えるような気がします。
「英語ができるようになる」というのはどこまでできたら言えるのか、という定義はさておき、ある程度できるようになってしまった人間にしてみれば「そんなに長い道のりではなかった」と思うかもしれません。
英語ができるようになるというのは、「発音」「文法」「語彙」の3つについてできるようになるということです。
この3つについて、「自分から正しくアウトプットできる」というレベルにまで持っていけば、それは「英語ができる」と言って差し支えないでしょう。
英語の「発音」の法則は、そりゃあ、少なくはありませんが、それでも、発音記号だけなら「54個」ほどです。
何万も、何十万もあるわけではありません。
また、「文法」もしかり。
文法の項目だけを数えていくなら、少なく見積もれば100程度、多く見積もっても300程度ではないでしょうか。
これまた、何万、何十万もあるわけではないのです。
さらに「語彙」ですが、辞書を使わずに英語で仕事をしなくてはならないならまだしも、たいていは、辞書を使っても良いケースがたくさんあります。
辞書を使わないならば、ある程度スムーズにコミュニケーションが取れるようになるには、最低「3000語」程度は欲しいところですが、多くても「7000~8000語」もあれば十分です。
何が言いたいかと言いますと、「英語ができるようになるまでの道のり」というのは、まだその道を歩いていない人にとっては「とてつもなく長い」と感じられるものかもしれませんが、一度この道を通った人間に言わせると、「言うほど長くはないでしょ」という感じなのです。
もちろん、「短い道のりだ」とまでは言いません。(言えません!)
ただ、「長い」と感じられるかどうか、というよりも、まずは「歩き始める」ということと、さらに「歩き続ける」ということが大事です。
どんなに長く感じられる道のりだって、必ずゴールがあります。
だって、世の中には「英語ができるようになった人」はたくさんいるわけですし、その人達が「何十年も、何百年も、何千年も」の時間をかけたわけはないのですから。
もちろん、「インプットのみ」に偏ってアウトプットをおろそかにしたり、基本をすっとばしていきなり「応用の会話」ばっかりやろうとしていたのでは、何十年経っても無理かもしれませんが。
どんなことにも、より良いやり方、適切なやり方というものがあるのですから、まずはそれを知ることです。
知って、その上で、「それなりに長い道のりである」ということを覚悟して、それから歩き始めれば、ちゃんとゴールまでたどり着けるはずです。
英語学習のより良いやり方、適切なやり方を模索している方は、是非、本校へお問い合わせください。
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