うちのように教室を経営していれば、それなりに「営業電話」や「飛び込み営業」といったものがあります。
今日も1件、営業電話がありました。
私(久末)も新卒の頃に電話での営業をしたことがありますので、営業電話をかけるということがどれほど大変なことか分かっているつもりです。
それでも、電話での営業というのは相手の忙しさや都合などを考えない「一方的」なものであり、迷惑きわまりないものです。
特に、今日の営業電話もそうでしたが、電話のかけ方があまりにもひどい!
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今日かかってきた電話は、次のような感じでした。
「以前、お乗り換え頂いたソフトバンクの電話回線の件でご連絡がありお電話いたしました。」
うちは確かにソフトバンクの電話回線を使っています。
切り替えたのはもう何年も前の話ですが、乗り換え時の業者の名前もよく覚えています。
しかし、今日の電話の主が名乗った会社名は、私が記憶していた業者の名前とは違っていました。
「別の会社ではありませんか?」
と尋ねてみると、「こちらはソフトバンクの代理店でして…」という返答。
ふむ、つまり、代理店というからには以前の乗り換えとは全く無関係の会社で、新規の営業電話をかけてきたのだな、とすぐに分かりました。
まるで、うちと以前から付き合いがあるかのような話しぶりで始まった会話に、「おや?」と思いました。
「ご連絡」とか「お知らせ」といった言葉を使い、新規の勧誘であることを伏せようとするというのは、なんとも幼稚な思考回路だと思います。
電話をする方としては、なんとか話を聞いてもらいたいと思っての苦肉の策なのかもしれませんが、そういう電話の方が相手の不信感を買ってしまうのではないでしょうか?
そもそも、こちらが授業中だったり、手が離せないような状況だったりするかもしれないところに電話をかけるわけですから、最大限の配慮と敬意を払って話し始めるべきです。
ところが、こちらへの配慮や経緯が全くみられない、今日のような営業電話が絶えません。
飛び込み営業ならばすぐに「営業」だと分かるのでその場でお帰り頂くこともできますが、電話の場合は「ひょっとしたら今の契約に関係している話かもしれない」と慎重にならざるを得ません。
それを逆手にとって「今のご契約の関係でお話があります」と切り出すのは無礼であり、悪い言い方をすれば「こちらをだまそうとしている」ような話しぶりと受け取られても仕方ありません。(本当にだまそうとしているのかもしれませんが。)
本校では営業電話は一切お断りですし、営業の電話と分かった時点ですぐに電話を切らせて頂く事にしています。