英語を身につけていくためにやらなくてはならないことの1つに「単語を覚える」ということが挙げられます。

「単語を覚える」というのは、楽な作業ではありませんね。

覚えては忘れ、また覚えては忘れ、ということを何度も繰り返さなくてはなりません。

まあ、楽ではありませんが、こればっかりは淡々とやり続けるしかありません。

 

さて、英単語を学習していく際、多くの人が「日本語訳」だけを覚える傾向にあります。

しかし、英単語は「日本語訳だけ」を覚えてもダメです。

それ以外に、一緒にやるべきことがあります。

それは・・・

 

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まず、「英語のスペル」と「日本語訳」をセットで覚えていく、ということ自体は悪いことではありません。

機械的に「英語のスペル」と「日本語訳」をつないで記憶していく、という学習方法も「アリ」だと思います。

その一方で、それだけでは結局は英語で文を作ろうとした時に「使えない」という状況に陥る可能性があります。

「英単語を使えるようにする」ために、他にやらなくてはならないことがあります。

以下、ザッと挙げてみました。

1. 発音の仕方を学ぶ(=発音記号と共に学ぶ)

2. 文中での働きを学ぶ(=品詞と共に学ぶ)

3. 文中での形を学ぶ(=単語の変化の仕方を学ぶ)

4. 類似した単語との区別を学ぶ(=単語本来の意味を学ぶ)

5. 日本語の文を英語に訳し、単語の使い方を学ぶ(=英作文の練習をする)

 

英単語を学ぶ方法は他にもあると思いますが、「英文を読んで理解できる」ということと、「相手に理解してもらえるような英文を作る」ということは同じことではありません。

前者はインプットの能力であり、後者はアウトプットの能力です。

単語を覚える際、多くの日本人が「インプット」に重きを置いた学習をしてしまいがちですが、それだけではいつまでも「アウトプット」ができるようにはなりません。

英語ができるようになった、と実感できるのは「アウトプット」がある程度できるようになった時です。

ですから、英単語を覚える時にも、「自分で英単語を使って文をつくり、さらに発音することができる」というところを目標にすべきです。

機械的に「日本語訳」だけを覚えようとしている人は、是非アウトプットに重きを置いた学習を目指してみませんか?

 


 

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