2018年が明けてから3日目です。

「今年こそ、英語ができるようになりたい!」という目標を立てた人も多いのではないでしょうか。

英語学習としてどのようなやり方を選ぶにせよ、「英語ができるようになる」までの道のりは、結局それなりに長い時間がかかるものだろうと私(久末)は思います。

「短い道のり、楽な道のり」を探そうとして、そのことに時間をかけるよりも、
「長い道のり、楽ではない道のり」であることを覚悟して、少しでも早く始めてしまう方が賢明だろうと思います。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

英語ができる人は、「単語だけ覚えている人」でもなければ、「フレーズをそのまま覚えている人」でもありません。

本当に英語ができる人というのは、「自由自在に英文を作ることができる人」です。

英語を学ぶ方法として、「単語をひたすら覚える」あるいは「英語のフレーズをひたすら覚える」というやり方を選んでいる人がたくさんいます。

しかし、そういうやり方では、「自由に文をつくる」ということがなかなかできるようにはなりません。

「英語はこれさえ覚えれば大丈夫!」という具合に、単語やフレーズを「覚える」だけでは、そこに自由度を持たせることはできません。

「文」を自在に作れるようにするには、「語法」と「文法」を学ばなくてはなりません。

 

「語法」というのは、1つ1つの単語に関する法則のことです。

単語によって「意味」が違いますが、「意味」だけでなく「文の中での使い方」も違います。

同じような意味の単語なのに、文の中では「使い方が違う」ということがよくあります。

そのような1つ1つの単語の「語法」を知らなければ、「自在に文を作る」ということはできません。

 

そして、「語法」も大事なのですが、それ以上に大事なのが「文法」というものです。

「文法」というのは、まさに「文を作るための法則」のことです。

単語をデタラメに並べても文はできません。

単語を並べて「文」を作るためには、「単語の変化の形」と「単語の並べ順」に関する法則の理解が不可欠です。

この2つの法則のことをまとめて「文法」と呼ぶわけです。

「単語だけを覚える」や「フレーズをそのまま覚える」というやり方では、「違う単語を使いたい」や「違うフレーズに変えたい」といった場合に対応することができません。

「文法」を学ぶと、自由自在に文を作ることが可能になるのです。

 

「語法」や「文法」を学ぶ学習方法は、確かに「短い道のり、楽な道のり」とは言えません。

しかし、「確実に力がつく道のり」とは言えます。

これから英語を学ぼうとする人は、「単語だけを覚える」あるいは「フレーズをそのまま覚える」というやり方はやめましょう。

「自由自在に英文が作れるようになる」ということを目指し、是非「文法の学習」に目を向けてみてください。

 


 

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