英語教師という職業柄、「洋楽で英語を学ぶのってどうなの?」という質問を受けます。
私(久末)自身も、あまりたくさんではありませんが、英語の音楽を聴きます。
事実、年末に購入した「ABBA」のベストセレクションCDは、今や私の車の中でエンドレスで繰り返されています(笑)
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英語の学習として、洋楽というのは「最良」とは言えませんが、それでもプラスの効果はあるように思います。
歌詞で言えば、「韻を踏む」というのが英語の歌詞の定番ですから、「そうか、この2つの単語は似た音なんだな」という発見があって、なかなか楽しめます。
また、英語なので「アクセント」の取り方もメロディーに合っている場合がほとんどですので、英語の発音の際のリズム取りにも役に立ちます。
何より、一緒に歌おうとするならば、そのスピードに合わせて正しく発音していかなくてはなりませんので、英語の口を作るための良い練習となります。
もちろん、歌ではなく、基本の「発音」や「文法」や「単語」をまずはきちんと学習することが大切です。
そういう基本があってから歌を楽しむならば良いのですが、基本学習をせずに「歌だけ」で英語を学ぼうとするのはよくありません。
歌というものは作り手達が時間をかけ、あれこれと悩みながら作り出したものなので、「日常的な会話」とはだいぶ違っている部分がたくさんあります。
なので、「英語学習の中の1つ」として、洋楽で英語を楽しむというのならば良いと思います。
さて、私の車の中でかかっているABBAは、まだ2枚組のうちの1枚だけです。
そのうち2枚目に切り替えて、今年の夏に公開される映画「マンマ・ミーア!」の続編に向けて準備しておこうと思います。