英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「dessert」という言葉です。

これはいわゆる「食後のデザート」のように使われる「デザート」のことです。

日本語でも「デザート」という言い方で浸透しているので、英語でもそのように発音されると勘違いしている人もいるかもしれませんが、実際には英語では少し違った発音です。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「dessert」の発音記号は[dizə́ːrt]となります。

最初の母音は「エ」ではなく「イ」であり、つまりは「デザート」というよりは「ディザート」という感じになるのです。

なお、この単語と似た言葉で「desert」という言葉があります。
(真ん中の「s」が1つになったものです。)

「desert」は、名詞では「砂漠」という意味になり、その場合の発音は[dézərt]となります。

この場合、最初の母音は「エ」となり、しかも単語のアクセントもここに置かれます。

一方、同じ「desert」というスペルでも、動詞として「見捨てる」といった意味になることもあります。

この場合の発音は[dizə́ːrt]となり、「食後のデザート」の「デザート」と同じ発音となります。

「dessert」と「desert」は、「品詞」と「意味」と「発音」が色々あってややこしいのですが、何度か「発音」しながら「品詞」と「意味」を頭に刻むように覚えると良いでしょう。

是非覚えておいてくださいね。

 


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