英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「situation」という言葉です。

これは「状況」や「立場」、あるいは「位置」や「場所」といった意味の言葉です。

日本語では、「シチュエーション」というカタカナでも表現されることがありますね。

しかし、これの英語としての発音は、「シチュエーション」とは少し違っています。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「situation」の発音記号は[sìtʃuéiʃən]となります。

カタカナで書くなら「スィ〜チュエイション」という感じです。

まあ、「シチュエーション」という発音とさほど変わらない気もしないでもありません。

まず違っているのは、最初の音が「シ」ではなく「スィ」という感じである、という点。

次に違っているのが、「エー」ではなく「エイ」という「二重母音」であるという点。

そして、3つ目は、おそらくほとんどの日本人が意識していないことかもしれませんが、この単語には「2つのアクセントがある」という点です。

1つの単語の中に2つのアクセントがある場合、強い方を「第1アクセント」といい、弱い方を「第2アクセント」と言います。

「第2アクセント」は、「アクセント」という呼び名にはなっていますが、実は、それほど強くは発音されません。

私の個人的な感覚では「少々長めに発音される」という程度です。

今回の「situation」の場合、第1アクセントは「エイ」の「エ」の部分に置かれていますので、ここを一番強く、グッと高く発音すると良いでしょう。

そして、第2アクセントは、最初の「スィ」の部分に置かれています。

従って、最初の「スィ」の部分は、少々長めに聞こえるように発音すると良いのですが、第2アクセントですから、そんなに強く、高く発音しなくても良い訳です。

ということで、「スィ〜」という感じで、少し長めに発音したら、「チュ」という音を割とハッキリ発音し、その直後の「エ」が思いっきり高く、強く発音し、その後の「イ」の音からグッと弱く下げて発音すると良いでしょう。

アクセントのメリハリがしっかりしていると、英語としては通じやすい発音になります。

是非覚えておいてくださいね。

 


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