(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら)
英語を学習している人の中には「音読」を取り入れている人も多いと思います。
しかし、「音読」を「音読まで」で終えてしまってはもったいない。
「音読」は、その先の「暗唱」にまで高めてこそ、その効果を真に発揮するのです。
<アメブロからの続きはここから>
「音読」という行為を繰り返し続けていくと、次第に「頭の中」に変化が起きてきます。
それは、英語の「文字」と「音」のつながりが「感覚的」に分かってくるということです。
「文字」と「音」のつながりが見えてくれば、「自分が発音した音」が、それを聞いた相手には「文字」として認識されるようになります。
つまり、「口頭でのやり取り」において、通じやすくなるのです。
自分が発音した音が伝わりやすくなるにつれて、さらに、「相手が発音した音」を自分が聞いた時に、自分の頭の中で「文字」として認識しやすくなります。
「言語能力」というのは、言い換えるならば、「音を聞いた時の識字能力」に比例すると言っても過言ではありません。
「音読」という学習は、「文字」と「音」のつながりを強力にしてくれる働きがあります。
他にも「音読」の効果はありますが、「音読」の効果を最大限にまで引き上げるには、「音読」だけをしていては不十分です。
「音読」による言語習得の効果を最大限にまで高めるためには、「音読」の先の「暗唱」までやるべきです。
書店の英語書籍関連コーナーに行くと、「音読」というキーワードをタイトルに入れた本がかなり見られるようになってきました。
これは、私(久末)が英語教室を始めたばかりの2001年頃にはあまり見られなかった光景です。
「音読が良い」という主張をする人が増えてきたことについては、私は大変良いことだと思っています。
しかし、「音読を高めて、暗唱までやるべきだ」という主張は、今でも多数派ではないようです。
「音読までで終えてしまっている人」と「暗唱まで高めた人」との間には、「池と海」ほどの違いがあります。
そのことは、実際に暗唱までやったことのない人には分からないでしょう。
次回、「暗唱」がどうして良いのかについて、もう少し詳しくご説明します。
どうぞお楽しみに!
<続く>
本校では、徹底した「暗唱」の指導を行っています。
全くゼロの初心者でも、少しずつ「暗唱」ができるようになっていきます。
そして、「暗唱」ができるようになることによって、英語力が飛躍的に高まっていくのです。
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