前回、「発音がキレイになるには、練習のやり方が適切でなければならない」ということを書きました。

練習しても上達がなかなか見えてこない人は、まず「練習のやり方」を見直した方が良い、ということです。(詳しくは前回の記事をお読みください。)

練習のやり方にはいくつもの注意点があり、一つ一つ挙げていくとキリがありませんが、それでも、練習のやり方さえ固まってしまえば、あとはやるだけ。

ところが、練習のやり方も適切なのに、練習の量もたくさんこなしているのに、それなのになかなか上達しない、ということもあります。

その原因は、前回もチラッとお話しましたが、「練習の最中の意識が低い」ということが原因と思われます。

「意識が低い」というのはどういうことでしょうか。

人が何かをするときには、「意識してやる」のと「意識しないでやる」のと、2つに分かれます。

「意識してやる」というのは、文字通りの意味で、「今、おこなっていることについて、頭でハッキリと感じながら、あるいは考えながらおこなう」ということです。

逆に「意識しないでやる」というのは、そのことをしている最中で、「自分自身で自覚もなく、頭を使うこともなく、自然とおこなう」ということです。

たいてい、「やり慣れないこと」については意識してやらなくてはならず、逆に「やり慣れていること」については意識しなくてもやれてしまうと言えます。

そして、「意識してやる」という場合でも、意識の「高さ」が違ってきます。

ものすごく注意深く、慎重にやる、という場合は「意識が高い」と言えますし、逆に、いい加減に、雑にやる、という場合は「意識が低い」と言えます。

「意識が低い」という状態は、「意識しないでやる」というほどではありませんが、それでも、「頭を使ってやる」とは言えないようなレベルです。

もしも発音練習をしながら、自分が、一体どの発音の、どんな点に注意しながら、発音すべきなのか、ということを明確にしないでただ練習しているだけだとしたならば、それは「意識が低い」ということです。

「意識が低い」という状態のままで練習を繰り返しても、なかなか上達しないのは当たり前です。

反対に、「意識が高い」という状態ならば、あとは練習の時間に比例して、どんどん上達していきます。

たくさん練習しているのに、そして、練習のやり方も適切なのに、なかなか上達しないという時は、「練習中の自分の意識は低くないだろうか?」と自問してみましょう。

こういうことは、なかなか数値化できないので自己評価するにも難しいのですが、それでも「昨日よりは意識を高く持とう」という思いを持つだけでも、効果が見えてくるかもしれません。

是非、試して見てくださいね!

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