<前回の続き>
(「発音美人になりましょう!」シリーズの記事一覧はこちら。)
英語の発音をキレイにし、発音美人になるには、「自分自身のコントロール」が必要です。
前回も書きましたが、「発音」というのは、身体を使った「運動」と言えます。
どのような運動であっても、「お手本」の通りにできるようにするためには、自分自身をコントロールしなくてはなりません。
そういう意味では、日頃から「運動」をしながら自分の身体をコントロールするようなことをしている人は、発音も上達するのが早いという傾向があります。
逆に、身体をコントロールするような運動を日頃からあまりしていない人や、若い頃(子供の頃)から運動が苦手だった人などは、発音もなかなか上達しない場合があります。
以前、「日頃から歌を歌う人は発音も上達しやすい」ということをブログ記事でご紹介しました。
それと同じで、「身体のコントロール」がうまい人は、発音する際の音の出し方もコントロールするのがうまいのです。
もちろん、「音」の要素が加わってきますので、「自分の耳で自分の音を聞く」ということがきちんとできていれば、という前提での話ですが。
自分が出した音が、人にはどのように聞こえているのか、ということをしっかりと自分の「耳」で確認することができ、さらに、「自分自身をコントロールする」ということができさえすれば、必ず発音は上達していきます。
では、自分自身をコントロールすることが苦手な人はどうした良いでしょうか?
それは「運動」と同じで、何度も何度も繰り返すしかありません。
頭だけでイメージするのではなく、実際に身体を使ってみる。
そういうことを、何度も何度も繰り返さなくてはなりません。
日本語にはないような音が英語にはありますので、そういう音が出せるようになるのはそうカンタンではありません。
しかし、英語の発音のほとんどは、日本語と同じ音を使って出すことができます。
ということは、あとは、「適切なところで適切な音を出す」というコントロールが必要なだけです。
一つ一つの音を丁寧に出す。
発音記号の理屈に基づいて音を出す。
そういうことをたくさん練習し、「身体をコントロールする」ということを身につけない限り、発音美人になることはありません。
ですが、身体さえ健康であれば、自分自身をコントロールすることは必ずできます。
大事なことは、諦めずに、根気よく練習することです。
発音美人を目指して頑張りましょう!
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