英語を身につけていくには、「暗唱」というものがとにかく効果的だ!ということを世に訴え続けるこのコーナー(笑)
前回まで、「音読と暗唱」による学習効果についてご紹介してきました。
(これまでの目次はこちら)
さて、今回から、「暗唱はどこまでやるべきか?」ということについて考えていきましょう。
単に「暗唱をやる」と言っても、そこには「個人差」というものがあります。
同じ暗唱でも、「ミスだらけで、発音も途切れ途切れで、かろうじて1つの文を暗唱している」というレベルのものもあれば、
「ミスがなく、キレイでなめらかな感じで暗唱している」というレベルのものもあります。
「文字を見ないで言うことができる」というのが暗唱なのだとしたら、前者のようなレベルのものも「暗唱」ということになります。
しかし、前者のような「かろうじて暗唱できている」というレベルでは、暗唱の効果は弱いと言わざるを得ません。
暗唱には、次の3つのレベルがあると考えられます。
1.ミスがあって正確ではなく、なめらかさもないけれど、とにかく覚えた、というレベル。
2.ミスがなく正確に言えてはいるが、なめらかさがない、というレベル。
3.ミスがなく正確に言えていて、さらに、なめらかさもある、というレベル。
このように、同じ暗唱でもレベルが異なります。
人によって、「どこまでやればオーケー」というレベルが違っていることでしょう。
しかし、「暗唱」というものが本当に効果を発揮するのは、上記の「3」のレベルまで到達した時と言えます。
とは言え、いきなり上記の「3」のレベルにはなりません。
それなりの順序と根気強さというものが必要になります。
次回は、どのような手順で「3」にまで到達させれば良いかについて、具体的にご紹介していきます。
どうぞお楽しみに!
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