日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「021」番です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
021:「チンパンジー」
人間にかなり近いとされている類人猿「チンパンジー」。
日本語では、最初の「ンパ」の部分が高く、その後の「ンジー」の部分は低く発音されます。
一番最初の「チ」は、高く発音されることもあれば、低く発音されることもあります。
この言葉は、英語では「chimpanzee」と書かれます。
発音記号で表記すると、[tʃìmpænzíː]となります
これをカタカナで書くとしたら、「チンパンズィー」となります。
一見、最後の「ジー」を「ズィー」にすれば良いだけかな、と思ってしまいますが、日本語と英語での違いはもう1つあります。
それは「アクセントの位置」です。
英語の場合は、最後の「ズィー」のところにアクセントが置かれます。
つまり、英語では最後の方を「蹴り上げる」ような感じで「チンパンズィー」と発音すれば良いのです。
ところが、英語では、もっと簡単に「チンパンジー」を表現する方法があります。
それは、「chimp」という単語です。
カタカナで「チンプ」と言えば、たいてい英語と似た発音になります。
これで「チンパンジー」の意味となるのです。
I saw a chimpanzee.
I saw a chimp.
どちらも同じ「私はチンパンジーを見た」という意味になるのです。
簡単でしょう?
是非覚えてみてください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報
※記事をお楽しみ頂けましたら、以下のランキングにご協力をお願いします。
ポチッと押して頂ければ嬉しいです。(久末)