世界には色々な地名や国名があります。
しかし、英語での名称や発音が、日本人が日頃「カタカナ」で発音したものとはまるで違っている地域や国もたくさんあります。
そんな地名や国名をご紹介するコーナー。
一般教養として一緒に覚えていきましょう!
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009:「モスクワ」
ロシア連邦の首都、「モスクワ」。
今の季節は、そりゃあ、寒いんでしょうね。
これは英語では「Moscow」と書かれます。
発音記号で書けば、[mάskou]、あるいは[mάskau]となります。
カタカナで書くとしたなら、前者は「モスコウ」、後者は「モスカウ」という感じです。
どちらで発音しても良いと思いますが、後者はアメリカ英語の一部で使われるようです。(私は個人的には後者の方を使ってしまいますが。)
日本語の「モスクワ」という言葉は、「ス」から音が高くなって、その後最後まで高いまま、という感じですね。
しかし、英語の場合は最初の「モ」のところにアクセントが置かれ、音程で言えばここが一番高くなります。
しかも、発音記号の[ά]というのは、一見すると「ア」とも読めてしまいそうですね。
この記号は、「ア」に近い音でありながら、実際のスペルでは「o」が使われるのが一般的なので、「オ」に近い音でもあるのです。
つまり、[ά]という発音は、「ア」と「オ」の間の音と言えるのです。
ただし、元々のスペルが「o」となっていることが多いため、「o」のスペルに合わせ、やはり「ア」よりは「オ」に近い音にした方が無難でしょう。
さて、最初の「モ」の部分にグッとアクセントを置いて強く発音したら、あとは、「スコウ」や「スカウ」の部分を低めに、弱めに発音すれば完成です。
是非やってみてください!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報
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