日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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123:「カステラ」
甘くて柔らかいお菓子、「カステラ」。
私(久末)も大好きですが、これはカタカナでそのまま発音しても英語としては通じません。
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「カステラ」は、ポルトガル語の「Castela(カステーラ)」という言葉から来ているとの説がありますが、他にも諸説あるようです。
これは英語では「sponge cake」と表現されます。
そう、「スポンジケーキ」のことですが、おそらく、そのまま「スポンジケーキ」と言っても、これまたカステラとは少し違ったものとして伝わってしまうことでしょう。
結局のところ、「カステラ」というものを見たことがない外国人には、「カステラ」と言っても、「スポンジケーキ」と言っても、どちらにしても通じないということになりそうです。
敢えて言うならば「Japanese sponge cake」と言いながら、写真でも見せながら説明するしかないでしょうか。
ちなみに、「sponge」という言葉は、発音記号では[spʌ́ndʒ]となります。
カタカナで書くと「sパンヂ」という感じです。(最後の「ヂ」は無声音にしましょう。)
で、「cake」も「ケーキ」ではなく、[keik]という発音記号に従い、「ケイk」と発音しましょう。
また「sponge」と「cake」を2つ並べた場合、「sponge」を強く発音し、後ろの「cake」は低く、弱く発音するのが普通です。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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