英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「storage」という言葉です。
「貯蔵」や「保管」という意味ですが、日本語では「ストレージ」という言葉で使われることがあります。
「ストレージ」は「ハードディスクなどへの保存」という意味で使われます。
この言葉を日本語として使ったことのある人は、もしかしたら「storage」を「ストレージ」と発音してしまっているかもしれませんが、正しくは違います。
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「storage」は、発音記号では[stɔ́ːridʒ]となります。
カタカナで書くとしたなら「sトーリッヂ」という感じです。
最初の「s」の音は「無声音」ですので、喉を振動させないように気をつけましょう。
続いて「tor」の部分を「トー」と発音しますが、これは、「伸ばしながら落とす」というような感じで発音すると良いでしょう。
そして、「tor」の最後の「r」のところから、引き続き「i」の音を入れるので、つまりは「リ」という感じになります。
最後の[dʒ]は、カタカナの「チ」に近い音になります。
舌先を口の中の上(上前歯の手前の歯茎よりも天井に寄った辺り)につけたまま、「チ」に濁点をつけた「ヂ」という感じで発音します。ただし、ここは「無声音」になりますので、結局は「チ」によく似た音になります。
というわけで、「ストレージ」ではなく、「sトーリッヂ」という感じで発音するようにしてみましょう。
是非、覚えておいてくださいね。
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