日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズの「074」番です。

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074:「センチメートル」

以前、「キロメートル」を英語ではどのように発音するのかご紹介しました。
(過去の記事はこちら。)

「センチメートル」も「キロメートル」も、どちらも「メートル」を基本としています。

「メートル」というのは、実は「地球のサイズ」を基本にして決められた、ってご存じでしょうか?

北極点から赤道までの距離をちょうど「1万キロメートル」と定め、そこから割り算されて「1メートル」の長さが決まったのです。

もっともそれも昔の話で、今ではもっと別の方法を使って正確に1メートルを計算しているようです。

さて、「キロメートル」は英語では「kilometer」と書かれ、これの発音は、[kilάmətər/kəlάmətər]となります。

アクセントが「ロ」の部分に置かれているというのが日本語との大きな違いですね。

後半は「メートル」とか「ミーター」というように伸ばすのではなく、「ミタァ」と低く、弱く発音されます。

以上が「kilometer」の発音。

で、今日のテーマは「センチメートル」ですが、これは英語のスペルだと「centimeter」となります。

発音記号で書くならば、[séntəmìːtər]となります。

「キロメートル」の場合と違って、後半はきっちり「ミータァ」のように「ミー」の部分は伸ばします。

さらにアクセントですが、最初の「セ」の部分に置かれます。

日本語の場合は「セ」が低く、その後の「ンチメ」までが高く、またその後「ートル」の部分が低く発音されます。

しかし、英語の「centimeter」は、最初の「ce」の文字に当たる「セ」の部分を高く、強く発音した後は、一気に勢いを弱くし、音程もグッと低くして「ンティミータァ」と発音するのです。

「キロメートル」も「センチメートル」も日本語では同じように発音するのに、英語だと「キロ」と「センチ」でまるで違っているのですね。

なかなか興味深いと思いませんか?

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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