日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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202:「トランペット」
管楽器の1つとして有名な「トランペット」。
これ、英語にすると、少し違った感じの発音になります。
カタカナで「トランペット」と発音しても通じないことはないでしょうが、正しい英語の発音をきちんと知っておくのも良いですね。
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「トランペット」は、英語では「trumpet」というスペルで書かれます。
これの発音記号は、[trʌ́mpət]となります。
これをカタカナで書くとしたら、「tランぺッt」という感じです。
ふむ、日本語のカタカナとそれほど違うようには見えませんね。
日本語の場合は、「ト」は低く、「ランペッ」の部分が高く、最後の「ト」が再び低くなる、というよう音程となるのが普通です。
しかし、英語では「ru」のスペルの部分、つまり「ラ」に当たる部分にアクセントが置かれるので、ここだけが高くなるような感じになります。
さらに、最初のスペルは「tr」です。
「tr」と続く場合は、「チュラ」「チュリ」「チュル」「チュレ」「チュロ」のような感じに発音するとネイティブの音に近くなります。
もちろん、ハッキリと「チュ」と言ってはいけませんが、「チュ」っぽい感じにすると自然な発音になるのです。
また、最後の「ト」は「t」ですから、「トゥ」という音をヒソヒソ声の「無声音」にしましょう。
つまり、日本語では最初も最後も「ト」と発音しますが、英語では最初も最後も「ト」とは発音しない、ということなのです。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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