日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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207:「サバンナ」
「サバンナ」と聞くとアフリカを思い浮かべてしまいます。
これは雨季と乾季を持つ草原のことで、サバンナには多くの野生動物が生息します。
この言葉は、英語では少し違った発音となります。
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「サバンナ」は、英語では「savanna」という言葉で表現されます。
「savanna」の発音記号は、[səvǽnəとなります。
これをカタカナで書くとしたら、「サヴァナ」という感じです。
日本語のカタカナとの違いは、まず、「バ」の部分が「ヴァ」となる点です。
「バ」は「b」の発音となり、上と下の唇がピッタリ閉じた状態から発音されます。
一方、「ヴァ」は「上の歯」と「下唇のやや裏側」の間に空気をこすり出すようにしながら発音されます。
「b」か「v」かの違いというのは、英語を話す人達にとっては大きな違いとなりますので、発音の際には注意しましょう。
さらに日本語のカタカナとの違いは、「ン」という音を入れるか入れないかという違いです。
英語では、「ヴァ」が終わった後はすみやかに「ナ」という音を発音すると良いでしょう。
さらに言えば、「ヴァ」の母音の発音は[æ]ですので、やや「エ」が入ったような感じの「ア」にしつつ、少し長めに発音するようにしましょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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