英語ができるようになりたければ、「英作文」をやるべきです。
「音読」や「暗唱」といった音声学習はもちろん有効です。
「単語を覚える」という学習ももちろん大事です。
ですが、「自分で英文を作る」ということができなければ、本当の意味で英語ができるようにはなりません。
英作文、つまり「英語で文を作ること」がどんどんできるようになれば、「英語ができるようになった」という感覚を持てることでしょう。
では、「英作文」というものは、どのように進めるべきでしょうか?
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英文を作る練習は、「口頭」と「筆記」の2つが考えられます。
「口頭で英作文をする」という行為は、言うなれば「会話の練習」となります。
「会話力」を高めたいならば、「口頭で英文を作る」という練習は欠かせません。
口頭で英作文をしていくと、「瞬発力」が鍛えられていきます。
言いたいことをすぐに声に出して言う、ということが会話では求められます。
「筆記」で英作文をしていくと、じっくり考えることができるのは良いのですが、その分、時間がかかってしまいます。
筆記の英作文では「瞬発力」が鍛えられないので、「会話力」をつけたい人は「口頭で英作文をする」という練習をたくさんしてみましょう。
一方、口頭での英作文は、瞬間的に、その場ですぐ言うという意味では良い練習になりますが、「後に何も残らない」というデメリットもあります。
自分が作って言った英文は、果たして正しい英文だったのだろうか?
そういう確認は「口頭」であるが故にとても難しくなってしまいます。
これに対し、「筆記」での英作文ならば、後に「文字」が残ります。
自分が書いた文字を見て、正しく書けたかどうか、ということを確認することが容易にできます。
なので、きちんとした英文を作る練習をするためには、「口頭」よりも「筆記」の方が良いと言えます。
以上のように、「口頭での英作文」と「筆記での英作文」では、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ということは、「口頭」と「筆記」の両方をやるべきだ、ということになりますね。
おすすめなのは、先に「筆記」で英文を作り、その後で、その書かれた英文を使って「口頭」での練習をする、というものです。
具体的なやり方については、次回、詳しくご紹介します。
どうぞお楽しみに!