仕事ができるかどうか。
勉強ができるかどうか。
そうした仕事や勉強の「出来」というものを左右するものの1つに「自己チェック力」というものが挙げられます。
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時々、仕事において「自己チェック力」の高い人に出会うことがあります。
そういう人は、「自分が作り出したもの」に対して、いち早く「間違い」や「ミス」を発見することができます。
例えば、自分がある「書類」を作成したとします。
自己チェック力が高い人は、自分が作った書類を「信用」しません。
はじめから「疑いの目」を持って、自分の書類を確認していきます。
「疑いの目」を持って物事を観察すると、「間違い」や「ミス」を発見しやすくなります。
逆に、「疑いの目」がない状態で物事を観察すると、実際に「間違い」や「ミス」があった場合でも、それらを発見するのが難しくなります。
自己チェック力が高い人は、つまり、自分が作り出したものに対して「疑いの目」を持っている人なのです。
そして、自分がつくった書類の中に「間違い」や「ミス」を発見することができたら、それを誰かに見せる前に自分で修正することができます。
仕事をしていて、「間違い」や「ミス」が少ない人というのは、「はじめから間違いやミスを犯さない人」なのではなく、「間違いやミスを誰よりも早く自分で気づく人」なのかもしれません。
誰かに知られる前に、自分で犯した「間違い」や「ミス」を発見することができれば、先に自分で修正することができます。
結果的に、自己チェック力の高い人が作り出すものには「間違い」や「ミス」がほとんどなくなるわけです。
これは勉強にも同じ事が言えます。
「自己チェック力」が高い人は、テストなどで「見直し」をする際に力を発揮します。
一通り問題を解き終えた後、テストの残り時間がまだあったとします。
多くの人はここで「見直し」をしますし、学校や塾の先生方も「見直しをしなさい」と言うことでしょう。
ところが、「見直し」をしているにも関わらず、間違いを発見できないことがあります。
そういう人は、「自己チェック力」があまり高くないのかもしれません。
自己チェック力が高い人は、自分の回答に対して「必ず間違いがある」という疑いの目を持って確認します。
疑いの目をもって確認するからこそ、間違いを発見することができるのです。
しかし、疑いの目を持たない人は、間違いを目にしても、それを間違いだと認識することができずにスルーしてしまいます。
学校などのテストで点数を上げる最も即効性のある方法は、「自己チェック力」を高めることです。
自己チェック力を高めるだけで、今まで見逃していた「ケアレスミス」をほとんどゼロにすることができるからです。
特に、「見直しはちゃんとやっている!」と主張していながらもケアレスミスが多発している場合には、「自己チェック力の低さ」というものを疑うと良いでしょう。
自己チェック力というものは、自分で自分を疑う、ということで高まっていくものです。
高い自己チェック力を持つ人は、仕事でも勉強でも、出来の良い結果を残します。
自分に対する「疑いの目」を育てることが、自分自身を「できる人」へと育ててくれるのです。
本校では、「自己チェック力」を高めるようなトレーニングを取り入れながら授業を行っています。
社会人であっても、学生であっても、自己チェック力が高くなれば、その分だけ英語を身につけていくスピードも速くなります。
本校の授業におけるトレーニング法に興味のある方は、是非一度「無料説明会」にお越しください。
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