日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
226:「ペナルティー」
これは一般に「罰則」という意味で日本語でも使われている言葉ですね。
何かのルールに違反した場合に課せられる罰則のことを「ペナルティー」と言います。
しかし、これは英語ではほんのわずかですが、違った発音となります。
<アメブロからの続きはここから>
「ペナルティー」は、英語では「penalty」というスペルで書かれます。
「penalty」の発音記号は[pénəlti]となります。
これをカタカナで書くなら、「ペェナルティ」となります。
日本語のカタカナでは「ペ」が低く、「ナ」が高くなり、その後の「ルティ」が再び低く発音されます。
しかし英語の場合は最初の「ペェ」の部分にアクセントが置かれるので、ここが高く、強く発音されます。
また、「ナ」の部分は、日本語のカタカナのようにハッキリと「ナ」と発音されるのではなく、少し弱く「ヌ」のような、あるいは「ノ」のような、そんな曖昧な感じで「ナ」と発音されます。
アクセントの位置、つまり「音が一番高くなり、強くなる部分の位置」が違ってしまうと、単語全体の印象が全然違って聞こえてきます。
「アクセントの位置が違っているだけなんて、たいした違いじゃない」と軽く見るのではなく、そういう細かいことをきちんと意識することが「通じる発音」を身につけていく秘訣と言えます。
是非覚えておいてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
(これまでの記事一覧はこちら。)
本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。
キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。